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明治時代に建てられた土蔵があるこの町屋では、かつて鋸屋、後に目立て屋が営まれていました。
本プロジェクトでは、度重なる増改築によりかつての町屋形式の特徴が失われた空き家を、ゲストハウスにコンバージョンすることで魅力的な空間へと蘇えらせることを目的としています。
設計プロセスでは、建物の構造体や古い土壁や解体跡などのかつての痕跡と、新しい要素を重ね合わせるようにデザインを検討していきました。
障子や襖、欄間、土蔵、坪庭などの町屋エレメントのあり方を再定義、本来の使い方にこだわらず、時にはアーティストやデザイナーとコラボレーションし、この建物との対話を重ねながらデザインを積み上げていきました。
1階部分には、地域の人々の寄り合いやイベントに使用できる多目的スペースやシェアキッチンを併設。旅行者と地域の人々が交流することで、地域の新たな魅力が発掘される事を期待しています。
土蔵をそのまま生かしたシャワールーム等の水廻りは宿泊者と地域の人々が共同で利用でき、この施設のシンボル的な存在となっています。
2階部分にはドミトリールームや、4人グループで宿泊できるグループルームやゆったりとしたファミリールームなどを設定し、さまざまな宿泊ニーズに対応。既存の木造架構を生かしたダイナミックな空間としています。
観光施設としてだけではなく、地域の人々の交流や地域の魅力発見や移住の促進など、多様な存在意義を持った施設として、今後育っていくことを願っています。
U :オフィス・ゲストハウス
S :富山県中新川郡上市町
D :2024.10
SC:268.29 m2 木造2階建て
A :studioSHUWARI 種昻 哲 北野 るりこ
PD:山崎箱庭設計 山崎 広介
AD:TEF DESIGN FACTORY 伊東 将太
C :WARMTH 坂口工務店 坂口 智志 針山 洋史 坂口 さゆり
P :野見山 明子 studioSHUWARI 種昻 哲
CO:
洗面ボウル製作 AKI-KOS GLASS 輪島 明子
襖絵デザイン TEF DESIGN FACTORY 伊東 将太
欄間オブジェ製作 Petit Reve 廣瀬 亜紀
格子オブジェ製作 studioSHUWARI 種昻 哲 北野 るりこ 酒井 優
家具制作 松田木材 studioSHUWARI 種昻 哲 北野 るりこ 酒井 優
凡例 U:USE/用途 S:SITE/場所 D:DATE/完成日 SC:SCALE/規模 PM:Project management/プロジェクトマネジメント A:Architect/意匠設計 SD:Structure Design/構造デザイン PP:Planting Plan/植栽計画 LP:Lighting Plan/照明計画 LD:Landscape Design/ランドスケープデザイン AD:Art Director/アートディレクター C:Constructor/施工会社 P:Photo/写真 CO:Collaboration/協力
























