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黒壁のコートハウス
この住宅は、黒壁の土蔵や赤レンガの建造物などの伝統的な街並みが保存されているエリアからほど近い、住宅街に建っています。
コンクリートでつくられ、黒く堅牢な印象を持つファサードと、それとは対照的に中庭を中心に明るく開放的な空間が広がる内部空間の対比は、周辺の蔵やお屋敷などの伝統的な建築群を調査するなかで知ることができた、地域特有の建築形式に起因しています。
リビングダイニングは中庭との連続性を重視。視覚的な連続性を持たせるとともに、中庭を通して差し込む自然光と、間接照明による人口光とのバランスが、時間とともに変化することを意識し、光の機微が感じられるミニマムなインテリアとしています。
Principal use 個人住宅
Address 愛知県半田市
Completion date 2019.12
Constructer 株式会社 千田工務店
Work contents 設計・監理
Photographer 谷川 ヒロシ
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